あなたの目指したい職業は何ですか?全国の男子中学生に聞いた将来なりたい職業のアンケートによるとユーチューバーが1位に、ちなみに女子中学生だと7位となっています。ほんの10年前では存在していなかった職業がランクアップしてくるのは時代を感じさせます。
インターネットが普及してお金を稼げるコンテンツが増えてきましたが、その中でも世に浸透しているし目立ちますよね。ほんの少し前ならばプロ野球選手とかサッカー選手、あるいはミュージシャンといった能力面や技術面で秀でた才能がなければなれない職業を挙げていたものですが、ユーチューバーは能力とか技術とかなくてもPCやスマホがあれば誰でも始めることができるし、そういった面からすれば他の職業と比べて敷居がとても低い職業と言えるでしょう。
YOUTUBEで収入を得るためには自分のチャンネルを持ってYOUTUBEパートナープログラムに登録することで、自身の動画に広告が掲載されるようになります。その上で動画配信によるチャンネル登録数や視聴回数を一定基準をクリアすることで広告収入が得られるようになるのですが、当然ながら魅力ある動画コンテンツでなければ登録数や視聴数が増えることはありませんからこれを生業としていくにはアイディアや工夫を凝らした相当な努力が欠かせません。
日本で最も稼いでいるユーチューバーとして有名なヒカキン氏の2018年の年収は11億7000万円だそうです。そのうち8割がYOUTUBE動画配信による収入ということですから9億円くらいがそれにあたるということになります。こういう数字を見ると夢が膨らみますから子供はともかく今働いている大人も辞めてユーチューバーに転職したいと考える人も増えてくるでしょうね。
そんな夢膨らむ憧れの職業ユーチューバーとしてまだ若干10歳の子供ながら9.5万人ものチャンネル登録者数を抱える有名ユーチューバーとして君臨しているのが沖縄在住少年革命家ゆたぽんこと中村逞珂(なかむら ゆたか)くんです。
ゆたぽんは関西・大阪生まれ、親と共に沖縄に移住することになりますが、現地の小学校の担任との軋轢により不登校となりました。昨今の不登校児問題は大変深刻ですが、ゆたぽんもそのその渦中にある当事者ということですね。そんな不登校となった時期の前後にゆたぽんはユーチューバーとしてデビューしています。
物おじしないはきはきとした喋りが受けて登録数と視聴再生回数が伸びてくるようになりましたが、不登校児という背景もあり、応援のコメントと共に批判のコメントというか子供に諭すようなお説教じみた内容のものが多く常に炎上状態に晒されていました。
そんなゆたぽんですが、今年の春にテレビのワイドショーで取り上げられたことで俄然注目度が増し、メディアの露出が増えて有名ユーチューバーや著名人とのコラボ企画に登場するなど不登校という暗い事情も吹っ飛ばす勢いで時代の寵児としてもてはやされる存在となりました。その一方で小学校への登校も不定期でありますが再開するようになり、現在に至っています。
ネットだけではなくメディアでも取り上げられることとなった超有名小学生不登校児ユーチューバーとなったゆたぽんは毎月いくら稼いでいるのでしょうか?検証してみました。
まずゆたぽんのyoutubeチャンネルについて見てみると、チャンネル登録者数は前述したように9.5万人です。Youtubeは収益化条件としてチャンネル登録者数1000人&累計1万再生が条件なので、そのボーダーはクリアされています。
動画は240本アップロードされてまして、一本当たりの平均再生回数はだいたい10万再生といったところでしょうか。内容によっては100万とか200万再生といった凄いのもあります。
再生回数が0.1円と換算して総収入を計算すると
年収300万円! ん・・・あれだけ名前が世界に知れ渡って炎上までしてちょっと少ないかなと思いますが、実はユーチューバーという職業はGoogleからの広告収入だけではないユーチューバー自身の宣伝効果による波及効果もあるんですね。名前が知れ渡ればメディアや雑誌でも取り上げられるので、芸能人並みに扱われます。そうなると報酬の単価もかなり変わってきます。
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例えば再生数が平均40万くらいでも広告費が300万〜400万になることもあり得るのです。そこで広告主とコラボして動画作ったりしてYOUTUBEの再生数以外にも収益が入ることになります。ということで推算ですが、ゆたぽんはユーチューバーとしての収入+αで年収1000万円以上は稼いでいると思われます。
もはや芸能人並みのギャランティーが保証されているゆたぽんですからまず上記の収入は固いと思われます。そこから更に動画アップしていけばヒキカン並みの年収10億レベルも夢ではありません。不登校だろうが炎上しようがyoutubeというコンテンツを通じて多くの経験や知識を得たでしょうから普通の小学生では経験できない大きな財産になったと思います。
「学校なんか行かんでええねん!」という若干10歳のユーチューバーの言葉はそれに裏付けされた大人顔負けの収入を得ているからだと知れば納得ですね。
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