先日、郵便局で定額貯金の満期を迎えたので預け替えを行いました。2010年4月に預入れした定額貯金300,000円が10年満期を迎えて利息は5048円でした。ちなみに預入した当時の預金金利が0.21%でした。

そして今回預替えした今回の預金金利は0.01%です。同じ条件で10年後の満期金額は300,240円となる計算になるので更に更に条件が悪くなります。この先マイナス金利の影響で貯金したら手数料を取られてしまう・・・そんな時代が遠からず来るかも知れません。

さて今回は昔の預金金利について記事を書いていきたいと思います。昔の貯金金利は今と比べて恵まれる程に高く、特にバブルの頃なんか史上空前の高金利だったと言われていますが、実際バブル期の定額貯金金利を見るとホント信じられないくらい高かったのです。

今から30年前の1990年9月、世はバブル景気で潤っていたこの当時の定額貯金の預金金利は6.33%(3年以上預入れが条件)でした。これがバブル期での最高利率となります。さっきと同じ条件で10年間預けたら300,000×0.0633×10年=189,900円と計算しそうになりますが、実は郵便貯金は半年複利をとっているのでこれよりも更に上乗せされるのです。

つまり10 年満期時の最終利回りで8.648%となり元金300,000と併せて利息259,440円が満期で帰ってくる計算になるのです!

単利と複利について

1年預けたら1年分の利子がつくことはお分かりですよね?それを再度預金する場合に利子を受け取らずに利子ごと元本に組み入れて預金をする。これを何度も何度も繰り返すのが複利計算なのです。預金には単利方式と複利方式がありますが、同じ金額を、同じ金利で、同じ期間、預けた場合は、複利の方がつく利子は多くなります。また金利が高くなるほど、預入期間が長くなるほど、複利効果で受け取る利子の差は開き、複利の方がより利子が多くなります。つまり、利子を使う予定がなく少しでも増やしたいなら、複利の方がオトクなのです。

郵便局の定額貯金は10年間預け入れられて、半年複利ですから金融商品としては大変お得でした。ここで一つ注釈しますが、預貯金金利は20%の税金が掛かります。ですので先述したバブル期の利息手取額は259440×0.2=51,888円となります。受取る額もそうですが、引かれる税金も嫌になる程高いですね。それにしても当時はこの金利で運用できていたのですから時代の違いを感じずにはいられませんね。

バブル期よりも凄い高金利時代があった!

貯金金利は景気の良し悪しで上下すると思われるかも知れませんが、実はそうとも限りません。インフレが酷くなると資金供給引締めのため、預金金利を上げることもあります。例えば発展途上国の預金金利を見ると10%とか超えていることも珍しくありませんから、そういう意味からすれば高金利=好景気とはならないのです。

1973年に日本は第一次石油ショックが勃発し、それまでの高度経済成長が終わり強烈なインフレ社会に陥ったのですが、この当時の定額貯金金利はバブル期を上回る8%を付けていたのです。

上のグラフを見ると1974(昭和49年)と1980(昭和55年)の定額貯金金利が8%を付けています。ちなみに高金利をつけていた当時(1980年)の利率パンフレットもご覧ください。

年率8%、複利運用10年の複利運用利回り11.91%という預金金利が10%を超えるという凄い時代もあったのです。上記の例に当てはめると300,000万円預けて10年後には357,300円の利子、預入金の倍以上になって返ってきたのです。おまけにこの時代の貯金利息は誰でも300万円までは非課税なので元利合計すべて受取れたのです。今からすれば夢物語ですね。

バブル期よりも高金利だった1974年と1980年の時代背景を振り返ると、第一次・第二次のオイルショックで世帯所得も物価もそれ以上に急速に右肩上がりとなるインフレ状態であったために、それほど高金利だと実感することはなかったといいます。こうした特殊な事情があればこその高金利なのですね。

そんな訳で昔はこんなに高金利だった貯金金利という記事を書きましたが、今後果たしてバブル期や8%金利時代のような預貯金金利時代が再び訪れるのでしょうか?景気が良くなるのが望ましいですが、戦争や政変による事変でもあり得ますから、良い方向で金利が上がってくれれば良いですね(^_^;)

著者

yuuponshow

こんにちは、このサイト編集者のyuuponshowと申します。私たちが生まれてから死ぬまで決して欠かすことのできない「お金」。人間が生きる上でとても大切なものですからお金に執着する人って凄く多いと思います。このブログはお金を稼がせるといった怪しい情報商材などの勧誘ではなく、あらゆる角度からお金について探求するものです。難しい話でならないよう分かりやすく、たまにマニアックな話題も混ぜながらみんなの大好きなお金を語っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

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