先週の中央競馬で、牝馬2歳馬最強を決める阪神ジュベナイルフィリーズで白毛馬のソダシが勝利しました。ご覧のように真っ白なので、黒や茶系の多い馬群に混じるととても目立つし、大変見栄え良く映ります。よく漫画やドラマで白馬にまたがった王子様が登場するシーンを見かけますが、またがってる騎手の方も一段とカッコよく映って様になりますね。

 

 

ところで白毛馬が中央競馬のG1レース勝利はこれが初めてだそうです。白毛馬のサラブレッドはこれまで活躍することはありませんでした。というか白毛馬自体があまりに希少なので、他馬に比べて競走馬としての登録が圧倒的に少ないのです。なぜ白毛馬は希少なのか?競走馬としての力量の程は?そんな白毛馬について取り上げていきたいと思います。

 

白毛の競走馬が産まれる可能性は0.04%

 

 

白毛馬が生まれる確率は非常に低く、1万頭から2万頭に1頭ほどの確率でしか産まれないと言われています。

 

     サラブレッドの毛色は8種類

    ■鹿毛(かげ)
    ■黒鹿毛(くろかげ)
    ■青鹿毛(あおかげ)
    ■青毛(あおげ)
    ■栗毛(くりげ)
    ■栃栗毛(とちくりげ)
    ■芦毛(あしげ)
    ■白毛(しろげ)

 

中央競馬で分類されている8種類の競走馬の毛色でも、白毛の競走馬の割合は0.04%とかなりレアです。白毛に似通った毛色なのが 芦毛(あしげ)、オグリキャップやゴールドシップといった日本の競走馬として活躍した名馬がいますが、芦毛と白毛は違う毛色に分類されています。芦毛は加齢によって毛が真っ白くなっていきますが、競走馬として活躍している若い頃は灰色がかったものが多く、真っ白なのは見かけません。

 

 

白毛馬が生まれるのは遺伝子が関係しているのですが、白毛遺伝子があっても白毛が誕生するとは限りません。非常に稀な確率です。また白毛でない馬から突然変異によって誕生することもあります。

 

 

競走馬としては走らないから客寄せパンダ的扱い

 

 

世界中でも競馬の歴史は300年ありますが、世界中でこれまで100頭足らずしか生まれていないのです。日本で白毛馬の競走馬として初めて登録されたのが1979年生まれのハクタイユー(通算成績4戦0勝)です。それから数年に1度の割合で白毛馬は誕生しますが、決して好成績を収める馬は出てきませんでした。

 

 

馬主オーナーの立場としたら、これまで競走馬としての実績のない白毛馬に期待を寄せにくいのではないでしょうか?イメージ的に他の毛色のように力強さを感じず、どうしても迫力に欠けるからです。いつしか関係者の間で「白毛馬は体が弱い、走らない」という評価が定着したのです。

 

 

しかしその見栄えの良さから競争レースの リードホースや映画とか時代劇でやたら白毛馬をチョイスしていることもあり、早々と競走馬としては諦め、そうした仕事へ回すオーナーさんもいたようです。混じり気のある芦毛よりは純粋に真っ白な馬のみを白毛馬の方が演出として使いたがるでしょうから。オーナーとしても演出馬として稼いでくれることを期待していた人もいたことでしょう。

 

 

そんな評価の低い白毛馬でしたが、とある白毛馬が誕生したことで低い評価が一気に覆されることとなりました。

 

初のG1制覇で最強の白毛遺伝子伝承の期待!

 

 

2005年に誕生した白毛馬その名も ユキチャン は父は芦毛でNHKマイルカップ、ジャパンカップダートとG1二勝をあげる実力馬クロフネで、白毛馬の母シラユキヒメは目立った活躍はなかったものの、母の父は過去数多くのG1級馬を輩出したサンデーサイレンスという超良血馬を持つという血統的には申し分ないものでした。

 

白毛馬の競走馬としてデビューしたユキチャンは2007年から2010年にかけて中央競馬や地方競馬で出走して地方レースながら重賞レース3勝を含む17戦5勝の戦績を収めました。2010年度には「NAR最優秀牝馬」として表彰される活躍を見せたのです。

 

 

その見栄えと、白毛という珍しさからアイドルホースとして人気となり注目されたユキチャンの活躍によって白毛馬でも十分勝てることが立証されたのです。

 

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そして今年、ソダシが中央競馬史上初のG1制覇という快挙を成し遂げたのでした。クロフネを父を持ち、シラユキヒメが祖母となるということでユキチャンと系統がほぼ似通っています。それに加えてダービー馬キングカメハメハが祖父になる超良血のコンプリートで成した最高傑作を輩出したのでした。ここまで生涯成績4戦4勝、通算獲得賞金1億3400万円を稼ぎだしています。

 

ソダチは来年に控える牝馬クラシックレース(桜花賞・オークス・秋華賞)での勝利が期待されます。もし勝てば白毛馬初の快挙となりますので夢は膨らみます。そして「白毛は体が弱い、走らない」という根拠のない説は忘れされられることになるでしょう。もはや客寄せパンダではない、アイドル扱いではない、歴代の名馬と共に実力最強馬として肩を並べてほしいものです。そして競走馬としてだけではなく、繁殖牝馬として最強の白毛遺伝子を子孫に託してほしいですね。

 

追記(2021.4.11)

白毛馬ソダシのクラシックレース制覇なるか?本日第81回、桜花賞が行われ見事に勝利しました。しかも1分31秒1のレコードタイムのおまけつきです。珍しい白毛馬であることから注目されていましたが、レコードタイムとは驚きです。

 

次は5月のオークスですが、こうなれば2冠が期待できますね。もうこれは2冠達成してほしいですよ。もう珍しいとか見世物レベルではない実力馬ですね!!

 

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投稿者

yuuponshow

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