一日中だらーっと過ごす夢のような正月休みも終わりましたが、この時期は出費がとてつもなく多いのも悩みです。中でも家族や親戚の子供に配る「お年玉」が多いと金額もそれだけ多くなる訳ですから困りますよね。
お年玉ってもらう側からすれば嬉しくて仕方なかったのですが、逆の立場となればため息交じりの切実な問題です。
ところでお年玉っていくつまで貰っていましたか?私は高校卒業してから親からは貰うことはありませんでしたが、近所のおばちゃんからは21くらいまで貰った記憶があります。大人になってから貰えるお年玉は嬉しい反面、まだ子供扱いされているのかなと複雑な思いもしました。それでも嬉しかったですけどね。
ところで皆さんはお年玉っていくつまで受け取っていましたか?高校卒業までとか就職するまでなどが普通でしょうが、もっと早くに貰えなくなった、社会人になっていまだに貰ったなどの意見もあります。お年玉については多種多様様々なエピソードがあると思います。渡すだけではなくたまには貰いたくもなりますよね。
就職後も貰っていた人は意外に多い
お年玉いつまで貰っていた?というアンケート調査がジェイタウンネットで行っており、その結果がこちらになっています。
結果を見て驚くのが、人生で一度も貰ったことがないと回答した人が9%弱もいることです。家庭環境によるものでしょうが、子供時代にお年玉という嬉しいイベントを経験できなかったというのは可哀そうですね。
高校に入るまでというのも1割近くあります。高校生だとアルバイトをする子が多いからなのでしょうが、まだ親から自立してない段階で打ち切りになるのもシビアに思えます。
統計で最も多かったのが社会人になってからも貰っていたでした。全体の3割以上を占める結果となり、意外に多くてびっくりです。大人の立場として大抵は、早く自立して貰ってお年玉の負担減らしたいという思いが強いのですが、いくつになっても子供扱いのままなのでしょうか。親や親戚のそんな気持ちのあらわれとも言えます。
ちなみにお年玉の金額は渡す年代によって変わってくるでしょうが、渡す最高額として平均5,000円くらいです。これをベースに中学生、小学生、未就学児と金額を減らすように頭割りをしていきます。子供が成長するとその分額面が増えていくので毎年苦労するのですよね(泣)
いくつになっても嬉しいお年玉
ここでツイッターに残っている興味深いエピソードをいくつかご覧ください。
60才過ぎて、義母からお年玉貰っちゃいました🎵 pic.twitter.com/jn5ldUvAyq
— 東区の岩潤 (@4S5K8smj4dAf6mp) January 2, 2021
お年玉、いくつまでもらっていいの??
— ののち うーたん (@norio_tokyo22) January 6, 2013
還暦でもお年玉をもらってるひと曰く、もらうことも親孝行なんだって。気持ちを大切にしてあげることが大事なんだとさ。
父方の祖父母は生前最期までお正月になると子から玄孫まで全員にお年玉をくれた。一人一人の名前が書いてあり呼ばれる。還暦を過ぎた父や母、オジやオバたちも返事をして貰うのだ。私もそんな風になりたいなと思っていたが、肝心の父は私が成人した時からお年玉をくれない。見習う気はなかったようだ。
— 月瀬 りこ (@seal_k_seal) December 27, 2020
いずれも還暦(60才)を過ぎた人がお年玉を受取ったよ!という微笑ましいエピソードです。本来ならば子供や孫にお年玉をあげる世代ですが、このお年でもしっかり受け取っているのですね。しかも貰ったのが自分の親からということです。還暦世代の親だと80才は超えているのでしょうが、いくつになっても子供は子供なのでしょうね。
中にはこのように還暦前の成人者が子供は勿論のこと、還暦以上のご年配の方にお年玉をあげる風習もあるようです。
もうすぐ年の瀬、お正月🎍
— NAVEX (@NAVExNooDLE) December 7, 2018
独身が一方的に搾取されるお年玉🧧システムだが、私の家系では子供だけではなく還暦を過ぎた年配者もお年玉が貰える仕様
25〜65歳の期間働いてお年玉をあげるとして、その40年間の搾取が成人するまでの0〜20歳と還暦後60〜80歳とを合わせた40年分のお年玉と釣り合うのか?
実はこのように還暦を過ぎた人がお年玉を受取ることは珍しくありません。子供から貰ったり、友人知人から貰ったり、勤め先から寸志のような形で貰ったりと、むしろそこらにいる子供よりも多く貰う人もいるそうです。還暦過ぎてお年玉なんて照れ臭い反面、嬉しくもあるでしょう。渡す側からの日頃の感謝の意の表れですから、いつまでも子供のように扱う親からとはまた違った感激でしょうね。
色んな人のエピソードを見るといくつになってもお年玉って嬉しいものだと分かりました。私も人生の中でお年玉を渡す側の方が圧倒的に多くなってしまいましたが、たまには貰う側になってみたいですね。